オリジナル風呂敷は記念品としてうってつけ
オリジナル風呂敷の作り方
オリジナルの風呂敷は、いくつかの段階を踏んで作製します。
まずは、生地とサイズ選びが重要です。
製作方法によって使える生地は異なりますが一般的に、
シャンタン・ブロード・ポリエステルの内から選びます。
シャンタンは表面に凸凹があるしっかりとした綿生地です。
同じ綿生地でもブロードは、平織りで目が詰まっており、
柔らかさに特徴があります。
ポリエステルは、光沢があり、しわになりにくく扱い
やすい点が人気です。
サイズは、ふくさ代わりや小物包みに最適な43cmから、
菓子折りやワインボトルが包める定番サイズの70cm、
テーブルクロスやバッグになる100cmなど用途に合わせて
選ぶことができます。
次に印刷の仕方を選択します。
風呂敷をオーダーする際に人気が高いのは、染料インクを
使用してプリントする方法です。
デザインの再現性が高く、印刷した箇所が固くならずに
生地の風合いを楽しめます。
綿素材に使用でき、イラストや総柄などにも対応し、
大量に印刷する場合はコストを抑えられるのでリーズナブルです。
インクジェットプリントは、版を使用せずに生地に直接インクを
吹き付けて印刷するため型代が必要ありません。
グラデーションなど色数が多いデザインや画像・写真の
プリントも可能です。
綿素材に使用でき、ポリエステル生地の場合は昇華転写の
方法を用いて作製します。
風呂敷は記念品に最適
風呂敷は、記念品やノベルティとしてよく活用されています。
開店や開業の内祝いや周年記念などに最適です。
オリジナルで製作すれば好きな柄や色を選ぶことができるので、
企業のイメージカラーに企業ロゴをプリントするような注文が
できます。
また、名前を入れたり家紋を入れるものも人気です。
列席者それぞれの名前を入れた風呂敷に引き出物を包んで
用意したり、習い事の月謝を包むなどの使い方ができます。
家紋入りの風呂敷は、結納やお嫁入りの際の定番です。
風呂敷の始まりは、「幸せを包む」「二人を結ぶ」などの験担ぎから、
嫁入り道具として用いられるようになったと言われています。
記念や贈答用の風呂敷を作製する場合、綿生地の本染めで注文
するのが一般的です。
生地の厚みがありデザインの再現度が高いシャンタンは、
相手を選ばず好印象な風呂敷が作れることから定番の生地と
なっています。
コストパフォーマンスを重視したい場合は、格安のブロード生地が
おすすめです。
デザインが良く映え、一般的な物販アイテムとしても良く選ばれています。
肌触りの良い高級生地が良い場合は、霞などの織にこだわった
生地もあります。
生地感を活かしたシンプルなデザインの記念品に最適です。